チームサイズ・会議研究・自然の認知効果の知見を、1泊2日に組み込むとこうなります。要点は3つ——発散と収束を分ける・重い決定は2日目の朝・夜は設計された非構造時間。
Day 1
| 時間 | やること | 根拠 |
|---|---|---|
| 昼 到着 | 軽い共同作業(BBQ準備・チェックインの分担など) | 役割のシャッフルが心理的安全性の入口になる |
| 14:00 | 全体会は30分で切る——目的と論点の共有だけ | 会話経路はn(n-1)/2で爆発する。大人数は「聞く場」に徹する |
| 14:30 | 発散セッション: まず個人で書き出し→4〜6人ユニットで統合 | 集団ブレストの生産性阻害(ディール&シュトローベ 1987)を回避 |
| 16:00 | 歩行ミーティング(20〜40分・屋外) | 歩行は発散的発想を約6割高める(オペッツォ&シュワルツ 2014)。行き詰まった論点をここに回す |
| 17:00 | ユニット発表→論点の絞り込みまで(決定はしない) | 収束は座って。ただし最終決定は疲れた夕方にしない |
| 夜 | 宴・風呂・焚き火。アジェンダを置かない | 心理的安全性は非公式の場で育つ(エドモンドソン、Googleの分析) |
Day 2
| 時間 | やること | 根拠 |
|---|---|---|
| 朝食後すぐ | 最重要の意思決定 | 判断の質は疲労で劣化する。「重い決定は朝イチ」はこの分野の定番の運用(有名な裁判官の判決研究〈2011〉には再現性の議論もありますが、朝に置いて損はありません) |
| 10:00 | 決定事項をネクストアクションに落とす(担当・期限まで) | 合宿は月曜に冷める。宿にいるうちに動ける形に |
| 11:30 | チェックアウト前に15分のふりかえり | 次回の合宿設計が1回ごとに上手くなる |
宿選びへの翻訳
このタイムテーブルを回すのに必要な設備は、①全体会の部屋 ②ユニット数ぶんの分かれる場所 ③歩ける屋外 ④夜の非構造時間の装置(焚き火・風呂・宴会場)の4つ。検索の「会議室」「貸切可」「温泉」「焚き火」タグはこの4条件のためにあります。1棟で完結させたいなら季楽KIRA、分科会主体ならグランレクトーレ湯河原、身体を動かす設計ならBUB RESORTのようなプログラム常駐型が候補です。



